2018/04/03 17:20

鮮烈な酸味と透き通った甘みとの見事な響きあい、

と表現すれば伝わりますか1?

そして一噛みするたびにプチピチと弾ける歯触りの

何とも美味しくて楽しい蜜柑がハルミです。

 

一個で〇百円などという値段の物もある高級品なのです。

気楽にそのまま食べられる、コタツミカンと云われる温州ミカンの一種なのですが

晩柑種のハルミを美味しくいただくには他の早生種と違い、

最も寒い一月の中ほどまでは樹に付けたままにしておくのが良いのです。

 

残念なことに最近は12月の内に採り、賞味時期の2月末ごろまで管理された納屋で追熟をかけて出荷されるものも増えてきているようです。

食べ比べてみると味の違いはよく判るのですが、それでも評判が落ちないというのはすごいことだとも思っています。

 

おかげさまで当方でお願いしている農家さんでは

私達からの注文の予想量を しっかり一月中旬ごろまで樹についたままにしておいてくださっています。

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その農家さんは、農協の賞も幾度か獲っている農家さん達で、コタツミカンだけでも全部で15種類ほども作っている先進的農家さんや、

逆に三種類ほどに絞り込んで作っている農家さんとか、個性豊かな農家達なのです。


そのうちでハルミだけは私達の分として、農協への出荷から除外してキープしてくださいます。

ですからご希望の方には年明け早々に御案内し、一月の中ごろまでに皆さんからの希望数をまとめて農家に連絡を入れるのです。

ハルミだけは間違いなくお届けできるようにしてありますから安心ください。

 

そのため一月の初めころに一斉に連絡させていただきます。

シーズンの終わった三月下旬以降でも来年分として注文しておいてくださっても連絡先を指定してくださっておいても構いません。

一月の初めころの一斉連絡の際に最終確認数を確定しています。

出荷時期以外のリクエストやご質問は《 お問い合わせ | E.M.T.いちかわ 》に入れてくださいますようお願いします。


12月に採れる青島やそれ以降1月~2月に採れる晩柑のハルミやデコポン、瀬戸香などは採取して後、半月から二か月間は倉庫で寝かせて味がなじんできてから出荷されます。

その過程を追熟といいますが、ハルミの場合は一月の中ごろに採り、二月下旬まで追熟される場合がほとんどですのでお届けはそのころになります。


浜松では概ね10月に入ってすぐに楽しめる極早生種の「ユラ」から始まリます。

次に11月の「高林」、そして「宮川」や「興津」と続き、12月はおなじみの「青島」、

翌年にハルミやデコポン(不知火)などの晩柑類という具合に満遍なく出荷できるように作られます。

その中には、レモンもありますよ (^_-)-☆。


10月から年内いっぱいの ユラ・高林・宮川・興津・青島 は品種に指定のない限り、取れる時期のものを送ります。

年が変わってからの晩柑類のハルミ、そしてデコポン(不知火)やハルカは一月初めのハルミの注文の集計の際に希望量を一緒にまとめ、2~4月のもっとも味の乗った頃合いに出荷されますので楽しみにお待ちください。

どの品種とも、いつでも1kg単位で申し付けてください。